アジリティ−は、犬と人間が調和をとりながら、コース上に置かれたハードル、トンネル、シーソーなどの障害を定められた時間内に着実に次々にクリアしていく競技で、いわば犬の障害物競争です。
1978年にイギリスのクラフトショーでデモンストレーション公開されたのが最初といわれていますが、現在ではヨーロッパを中心に世界各地で競技会が盛んに行われるようになってきています。

競技は体高によって3つに分かれています
 スモール(S) :体高35cm未満・・・W・コーギー、M・ダックスなど
 ミディアム(M):体高35cm以上43cm未満・・・シェルティーなど
 ラージ(L)   :体高43cm以上・・・ボーダー・コリー、シェパードなど



障害の種類

 ◆ハードル◆
  高さ S:25〜35cm M:35〜45cm L:55〜65cm



 ◆ウォール(レンガ)◆
  高さ S:25〜35cm M:35〜45cm L:55〜65cm
  幅  最小1.20m 厚さ 約20cm



 ◆タイヤ◆
  開口部直径 38〜60cm 地面から開口部中央までの距離
  S・M:55cm L:80cm



 ◆チューブ・トンネル◆
  直径60cm 長さ 3〜6m



 ◆ロングジャンプ◆
  全長 S:40〜50cm(2ユニット) M:70〜90cm(3〜4ユニット)
      L:1.20〜1.50m(4〜5ユニット) ジャンプの横幅 1.20m



 ◆ウィービング・ポール(スラローム)◆
  ポールは8本、10本、12本のいずれか
  ポールの間隔は50〜65cm 高さは1〜1.20m



 ◆フラット・トンネル(柔トンネル)◆
  入口 奥行き:90cm 高さ:60cm 幅:60〜65cm
  出口 直径:60〜65cm 長さ:2.50〜3.50m



 ◆シーソー◆
  板の長さ:最短3.65m 最長4.25m 板の幅:30cm 
  中央軸の高さは板の全長の6分の1



 ◆ドッグウォーク◆
  高さ:最低1.20m 最高1.35m
  板の長さ:最短3.60 最長4.20  板の幅:30cm



 ◆Aフレーム◆
  長さ:最短2.70m 最長3.20m 幅:最小90cm
  頂点の高さ S,M:地面から1.70m L:地面から1.90m(角度90度)